どのような些細なことでも人は未経験から始まるものです。
仕事はその最も分かりやすい例ではないでしょうか。
初めての仕事を続けていくことで、キャリアやスキルを身につけていくことができます。
仕事を始めたばかりの頃は、覚えることや新しいことが続き大変でもありますが、楽しいと思えることもあるでしょう。
ですがそれも長く続くとマンネリを感じるようになります。
専門学校や大学などで勉強をして、エンジニアになる方も多いのですが、同じような経験をすると思います。
最初は簡単な仕事でも楽しみを見つけることができます。
そのうちに仕事に対して欲が生まれてきます。
ただ漠然としたエンジニアという夢からシステムエンジニアやインフラエンジニアへと自分が目指すものが確立していくでしょうし、全く違う方向を見ることもあるでしょう。
このような状況になってから、どうすれば良いのかと考えると時間だけが無為に過ぎてしまいます。
時間があるときに、体力があるときに、できることはしておくことが大切なのかもしれません。
いくら未経験であっても、いくぶん知識や技術がある方が、有利なのは確かでしょう。
技術職は、未経験だから仕方ない、そう受け入れてもらえるような優しい世界ではありません。
未経験でも仕事に就くことは可能ですが、それで自分の思う方向へのステップアップが可能かどうか、ということになると難しくなってきます。
長くIT関連の仕事を続けたいと考えるのであれば、インフラエンジニアやシステムエンジニアと更に上へとレベルを上げることで、仕事の幅が広がります。また仕事に幅ができたり、より高度な仕事ができるようになれば生活も豊かになってくるでしょう。